カケン専門情報ポータルサイト

その他雑貨品の試験・組成分析

 台所・トイレ・バス・洗濯用品、インテリア・パソコン関連小物、ぬいぐるみ、キャンプ用品など。

安全性の評価

 玩具類、日用雑貨品類のふちや先端部分の安全性について評価します。

軟質及び低反発ウレタンフォームの試験

 「JIS K6400」及び「JIS K6401」規格に基づいた軟質ウレタンフォームの各種試験を実施します。

スライドファスナの試験

 スライドファスナは JIS S 3015 などに規定されている試験にて評価します。

ぬいぐるみの試験

  • 染色堅ろう度
  • 燃焼性
  • 安全性

雑貨品関係その他

  • 外観検査
  • 寸法・容積チェック
  • 耐熱性
  • 耐荷重性
  • 可動部チェック
  • 耐衝撃性
  • 塗装・錆・色の溶出等のチェック

組成分析

  • プラスチック等の素材分析
  • アクセサリー等の金属の組成分析

安全性の評価

概要

 ガラス、金属のふち部や先端部の安全性について、皆さんはどう管理されていますか?手で触った感覚で判断されているのでしょうか?実際に皮膚を傷つけるかどうかは難しい判断ですね。
 玩具安全基準(ST基準)の第1部「機械的特性および物理的特性」では、このような場合の専用の試験機が決められており、これらを用いて確認します。

ふち部の確認

 規定された接着テープ(米軍仕様;テフロン製)をテスト棒に巻きつけ、そこにふち部を接触させたままテスト棒を回転させます。
 判定は回転中に切れたテープの長さで行います。ふち部と接触したテープが、全長に対し50%以上完全に切れてしまった場合、そのふち部は危険であると評価されます。

ふち部の確認1
ふち部の確認2

先端部の確認

 先端部を計器穴(約1×1㎜)に入れます。先端部に4.5Nの力を加えて計器を押しつけた時、計器穴に0.5㎜以上入り、もとの形を保っていた場合、その先端部は危険な鋭い先端部であると評価されます。

先端部の確認1
先端部の確認2

 安全性の評価はなかなか難しい問題です。カケンではこのような分野にも客観的評価ができる設備を導入し、試験を実施できる環境を整えております。

軟質及び低反発ウレタンフォームの試験

試験概要

 平成17年度の研究成果である「低反発弾性素材試験方法の調査検討」をもとに、雑貨・リビングラボでは「軟質ウレタンフォーム及び低反発ウレタンフォーム」の試験を実施しております。
 カケンでは、JIS K 6400-4:2004で新たに規定された法(定荷重式)に対応する「定荷重式繰返し圧縮残留ひずみ試験装置」を導入しております。この試験により、ウレタンフォームの“ヘタリ”や“反発性”を評価することが可能となります。

ウレタン試験機

試験項目

 軟質ウレタンフォーム及び低反発ウレタンフォームの試験方法は、JIS K 6400:2004「軟質発泡材料−物理特性の求め方」及びJIS K 6401:2006「耐荷重用軟質ポリウレタンフォーム」で規定されており、具体的な試験項目は以下の通りとなっています。

試験項目試験概要規格番号
見かけ密度試験片の単位体積あたりの質量を求める。JIS K7222
硬さ定められた条件下で、試験片に、定められた変形を与えるのに要する力を求める。JIS K6400-2
圧縮たわみ定められた条件下で、試験片に変形を与えた時に生じる反発力と変形率との関係を求める。
反発弾性試験片に、定められた高さから鋼球を落下させ、跳ね返った高さから反発弾性率を求める。JIS K6400-3
圧縮残留ひずみ定められた温度条件下で、試験片をその厚さの50%または75%に圧縮した後、元の厚さに対する低下率を求める。JIS K6400-4
繰返し圧縮残留ひずみ試験片を、定荷重・定変位で繰返し圧縮することによって発生する厚さ、または硬さの低下量もしくは低下率を求める。
引張強さ引張試験機を用いて試験片を引っ張り、破断時の引張強さと伸び率を求める。 JIS K6400-5
引裂強さ引張試験機を用いて試験片を引っ張り、引裂強さを求める。
燃焼性規定された装置を使用し、試験片を水平に置いて燃焼させた時の燃焼距離、燃焼速度、消化時間を求める。JIS K6400-6
通気性通気性試験機を用いて、試験片面の前後で生じる圧力損失を一定に維持するために必要な通気量を求める。JIS K6400-7

スライドファスナの試験について

試験概要

 スライドファスナの評価については、JIS S3015 にて規程される性能試験が一般的です。JIS S3015では、染色堅ろう度や強度試験等についてその試験方法と基準値が規程されており、当センターでも試験を実施しております。
 スライドファスナの代表的な強度試験は、以下のようなものです。

【チェーン横引強度試験】
 閉じた状態のファスナを横に引っ張り、ファスナが破損した際の最大強度を測定する。

〔試験に必要な資材の量〕
 チェーン30cm以上。

チェーン横引強度試験

【上止部縦引強度試験】
 引張試験機でスライダとチェーンを引っ張り、上端部(上止部)から破損(抜けや外れ)が生じた際の最大強度を測定する。

〔試験に必要な資材の量〕
 スライダ付きチェーン15cm以上3本。

上止部縦引強度試験

【下止部引裂強度試験】
 分解不可能なファスナの下端部(下止部)を裂くようにチェーンを引っ張り、破損した際の最大強度を測定する。

〔試験に必要な資材の量〕
 スライダ付きチェーン30cm以上。

下止部引裂強度試験

【開部横引強度試験】
 分解可能なファスナの下端にある開部を閉じた状態で横に引っ張り、破損した際の最大強度を測定する。

〔試験に必要な資材の量〕
 チェーン15cm以上3本。

開部横引強度試験

【開具箱縦引強度試験】
 分解可能なファスナの末端にある開具箱を引っ張り、破損した際の最大強度を測定する。写真の赤丸部分が「開具箱」。

〔試験に必要な資材の量〕
 チェーン3本。

開具箱縦引強度試験

【スライダ総合強度試験】
 スライダの引き手をスライダ本体より垂直に引っ張り、スライダが破損した際の最大強度を測定する。写真は取り付けジグに針金を使用した例。

〔試験に必要な資材の量〕
 スライダ3個。

スライダ総合強度試験

【スライダ引手ねじり強度試験】
 スライダの引き手をスライダ本体より垂直にした状態でねじった際の最大強度を測定する。

〔試験に必要な資材の量〕
 スライダ3個。

スライダ引手ねじり強度試験

【スライダロック強度試験】
 ロック機能付きスライダのロックが外れスライダが動き出す際の最大強度を測定する。

〔試験に必要な資材の量〕
 スライダ付きチェーン15cm以上3本。

スライダロック強度試験

【往復開閉耐久試験】
 往復開閉試験機にて規程回数(500回)、ファスナの開閉を行い、異常の有無を調べる。

〔試験に必要な資材の量〕
 スライダ付きチェーン30cm以上1本。

往復開閉耐久試験

【しゅう動抵抗試験】
 スライダを動かす際の抵抗力を測定する。

〔試験に必要な資材の量〕
 スライダ付きチェーン20cm以上3本。

しゅう動抵抗試験

各種ご案内・ご相談は TEL 03-3241-2545 受付時間 9:00 - 17:15 [ 土・日・祝日除く ]

PAGETOP
Copyright © 一般財団法人カケンテストセンター All Rights Reserved.