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熱防護

【試験方法】

ISO 11612 に含まれる主な試験項目

要求事項試験規格試験実施可否
耐熱性ISO 17493
火炎伝ぱ性ISO 15025
 熱伝達性(火炎ばく露)ISO 9151
 熱伝達性(放射熱ばく露)ISO 6942
熱伝達性(溶融金属飛沫)ISO 9185×
 熱伝達性(接触熱)ISO 12127-1
引張り強さISO 13934-1
引裂強さISO 13937-2
破裂強さISO 13938-1
洗濯寸法変化ISO 5077
縫合部強さISO 12935-2

ISO 11611 に含まれる主な試験項目

要求事項試験規格試験実施可否
火炎伝ぱ性ISO 15025
溶融金属飛沫の耐性ISO 9150×
 熱伝達性(放射熱ばく露)ISO 6942
電気抵抗EN 1149-2×
引張り強さISO 13934-1
引裂強さISO 13937-2
破裂強さISO 13938-1
洗濯寸法変化ISO 5077

ISO 14116 に含まれる主な試験項目

要求事項試験規格試験実施可否
火炎伝ぱ性ISO 15025
引張り強さISO 13934-1
引裂強さISO 13937-2
洗濯寸法変化ISO 5077

対流熱による熱伝達性:JIS T 8021(ISO 9151)

 消防隊員が着用している防火装備は、火災現場の熱から身体を守る上で非常に重要な役割を果たします。状況によっては直接火炎に曝される可能性があるため、着用している衣服の熱伝達性が重要な評価項目になります。
 カケンでは、防火服・防火手袋をはじめとする熱に対する防護装備材料の熱伝達性の評価方法のひとつである「熱伝達性(火炎ばく露)試験」(ISO 9151:1995,JIS T 8021:2005 対応)を行っています。

熱伝達性(火炎ばく露)試験とは

 この試験は熱に対する防護を目的とした、防護服材料についての熱伝達性を評価します。 試験装置はバーナー(対流熱源)により熱をばく露することが出来ます。熱センサーにより得られた温度上昇データを基に、熱伝達性を評価します。

評価方法

 試験片表面に一定レベルの熱流束(80 kW/m2 )の火炎をばく露し、試験片裏面に設置したセンサーで温度上昇を計測します。
 計測した温度上昇データを基に、熱伝達指数(HTI24、HTI24-12)を求め、熱伝達性を評価します。

 なお本試験機は、ISO 11613:1999「 消防士用防護服 − 試験所試験方法及び性能要求事項 」及び「個人防火装備のガイドライン(消防庁)」の熱伝達性(耐炎・耐熱性能)に対応しております。

放射熱による熱伝達性:JIS T 8020(ISO 6942)

 消防隊員が着用している防火装備や鉄工所、造船所、製鉄所などの作業員が着用している炉前服や耐熱服は、熱から身体を守る上で非常に重要な役割を果たします。これらの作業環境では放射熱に曝される可能性があるため、着用している衣服の熱伝達性が重要な評価項目になります。
 カケンでは、防火服・耐熱服をはじめとする熱に対する防護装備材料の熱伝達性の評価方法のひとつである「熱伝達性(放射熱ばく露)試験」(ISO 6942:2002、JIS T 8020:2005)を行っています。

熱伝達性(放射熱ばく露)試験とは

 この試験は熱に対する防護を目的とした防護服材料についての熱伝達性を評価します。 試験装置はヒーター(放射熱源)から熱をばく露することが出来ます。熱センサーにより得られた温度上昇データを基に、熱伝達性を評価します。

評価方法

 試験片表面に一定レベルの熱流束の輻射熱をばく露し、試験片裏面に設置したセンサーで温度上昇を計測します。
 計測した温度上昇データを基に、熱伝達指数(HTI24、HTI24-12)、熱伝達因子(TF)を求め、熱伝達性を評価します。

iso6942-1
iso6942-2

 なお本試験機は、ISO 11613:1999「 消防士用防護服 − 試験所試験方法及び性能要求事項 」及び「個人防火装備のガイドライン(消防庁)」の熱伝達性(耐炎・耐熱性能)に対応しております。

熱と炎による熱伝達性:JIS T 8024(ISO 17492)

 消防隊員にとって防火装備は身体を守る上で非常に重要な役割を果たします。 特に火災現場などの高温に曝される可能性がある環境下で作業をする場合は、着用している衣服の熱伝達性が重要な評価項目になります。
 カケンでは、耐熱・断熱材料の熱伝達性の評価方法のひとつである「熱伝達性(火炎と放射熱ばく露)試験」(ISO 17492-2003、JIS T8024-2009 対応)を行っています。

熱伝達性(火炎と放射熱ばく露)試験とは

 この試験は実際の火災を想定した、熱に対する防護服などの材料について熱伝達性を評価します。 試験装置はバーナー(対流熱源)とヒーター(放射熱源)双方の熱源から、同時に熱をばく露することができます。
 熱センサーで得られた温度上昇のデータと火傷予測曲線を基に、熱伝達性を評価します。

評価方法

 試験片表面に一定レベルの熱流束の火炎と放射熱をばく露し、試験片裏面に設置したセンサーの温度上昇を計測します。
 計測した温度上昇データを基に、熱しきい値指数(TTI)、熱伝達指数(HTI12、HTI24)を求め、熱伝達性を評価します。

 なお本試験機は、ISO 11613:1999「 消防士用防護服 − 試験所試験方法及び性能要求事項 」及び「個人防火装備のガイドライン(消防庁)」の熱伝達性(耐炎・耐熱性能)に対応しております。

接触熱による熱伝達性:ISO 12127-1

 高温にさらされるリスクがある環境下で作業をしている製鉄所作業員、石油化学コンビナート作業員、消防隊員などが着用している耐熱服や防火装備、防火手袋は、やけどから身体を守る上で非常に重要な役割を果たします。
 このような状況下で着用する装備品に対しては、熱伝達性が重要な評価項目になります。 カケンでは、防護材料の中でも耐熱・断熱材料の熱伝達性の評価方法のひとつである「接触熱による熱伝達性試験」(ISO 12127-1 対応)を行っています。

接触熱による熱伝達性試験とは

 この試験は熱に対する防護を目的とした、防護服・防護手袋などの材料の熱伝達性を評価する試験です。
 高温の物への接触や、高温の物を握った際の熱伝達性を評価するために、試験片に熱源を一定荷重で接触させ、防護材料裏面への熱伝達性を測定します。

評価方法

 試験片の表面に規定温度(例えば250℃)に加熱したシリンダを接触させ、試験片の裏面に設置したセンサーで温度上昇を計測します。
 測定した温度上昇のデータを基に、試験片の裏面の温度が10℃上昇するまでの時間(秒)を求め、熱伝達性を評価します。

iso12127-1

 なお本試験機は、ISO 11612-2008「保護服−熱及び火炎に対する保護服」、ISO 15383-2001「消防士用保護手袋−試験室試験法及び性能要求事項」で要求されている熱伝達性評価に対応しております。

各種ご案内・ご相談は TEL 03-3241-2545 受付時間 9:00 - 17:15 [ 土・日・祝日除く ]

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